Be-1

すべてはここから始まった Be-1


▲Be-1のネーミングは複数あったデザイン案のうち、“B-1”案が採用されたことに由来するそうです。

初代マーチ(K10型)をベースに開発されたパイクカーの元祖がBe-1。企画はコンセプターの坂井直樹氏が担当。直線的で高級感ある車がもてはやされた時代に、無駄をとことん削ぎ落とし丸みを帯びさせるという真逆のデザインをしたモデルが登場。しかもどこかで見たことある雰囲気なのにどこにも存在しない。多くの人が驚き、この車を手に入れようとディーラーに殺到しました。

Be-1の新車時価格は129.3万~134.8万円。当時のマーチが60万円代から新車が買えたことを考えるとかなり高価ですが、限定1万台がわずか2ヵ月で売り切れたそうです。